HBAトレーニングセール2020のレポジトリー撮影

Posted on Posted in a. 会社案内, c. レポジトリー, LATEST NEWS (Blog)

3月28日からHBAトレーニングセール2020のレポジトリー撮影期間が始まります。

ただいま撮影のご予約を受け付けております。

01456−7−8523 までお電話ください。

レポジトリー撮影期間は3月28日〜4月30日です。

 

レポジトリー資料は例年通り

・上部気道内視鏡検査

・四肢レントゲン検査(基本22枚:飛節を除く四肢関節、任意提出の後膝8枚)

となっております。

 

 

今年のトレーニングセールは、例年より1週間ほど開催時期が早いです。

セレクトセール以降は例年より1週間ほど開催時期が遅くなります。

 

もうすぐレポジトリー撮影の日々が始まります。

 

 

U

プレレポジトリー実施中

Posted on Posted in a. 会社案内, c. レポジトリー, d. 競走馬のセリについて, LATEST NEWS (Blog), 馬の獣医 Kawata Equine Practice

当診療所では、現在、1歳馬のプレレポジトリーを実施しています。

詳細については こちら をごらん下さい。

 

プレレポジトリーを行うことで、外見上ではわからない疾患がみつかることがあります。

 

例えば

 

喉頭蓋下嚢胞

胎児期の発生過程の異常によって、喉頭蓋の下に嚢胞ができた状態です。

大きいものですと、嚥下(飲み込み)が困難になり、誤嚥性肺炎を起こす可能性があります。

内視鏡下での手術で切除でき、予後は良好とされています。

 

 

離断性骨軟骨症(OCD)

発育の過程で関節軟骨に壊死がおこり、骨軟骨片が剥離した状態です。

発症しやすい関節、骨の部位は以下の通りです。

 

・飛節:脛骨中間稜、距骨外側滑車、脛骨内側顆、距骨内側滑車

・球節:第3中手(足)骨遠位背側、第1指(趾)骨近位掌(底)側、第1指(趾)骨近位背側

 *カッコ内は後肢での名称

・膝関節:大腿骨外側滑車稜、大腿骨内側滑車稜、膝蓋骨

・肩関節:上腕骨・肩甲骨関節窩

 (ただし、肩関節はレポジトリーで撮影されない部位で、ポータブルでは撮影は難しいです。)

 

通常、関節液の増量による腫れに気が付き、レントゲン検査を行う場合が多いのですが、

腫れなど症状がなく、レポジトリーでみつかることも多いです。

(逆に症状があるのに、レントゲン所見がみられないこともあります。)

 

一般的に腫れや跛行などの症状がなければ、手術をしなくても競走能力に大きな影響を与える

可能性は低いですので、症状があれば手術を検討します。

 

とくに飛節のOCDは術後の予後も良いとされていますので、

市場に出すために、症状がなくとも手術を選択することもあります。

 

 

今年の市場日程はすでに決定・公表されています(こちら)。

 

市場に向けての準備のために、プレレポジトリーを活用していただけたらと思います。

また、各市場レポジトリー検査も行っておりますので、お問合せ下さい。

 

ご連絡はカワタ エクワイン プラクティス 日高まで

Tel:01456−7−8523

E-mail:info@kawata-ep.com

 

 

 

ウォブラー症候群の検査方法を書くと言ったのに…

変更して申し訳ありません。

 

U

 

脱換歯

Posted on Posted in a. 会社案内, LATEST NEWS (Blog)

 

馬はヒトと同様、はじめに乳歯が生え

その後永久歯に入れ替わります。

 

全ての歯が永久歯に替わるわけでなく、奥のほうにある後臼歯は最初から永久歯で

切歯と前臼歯の合計24本になります。

 

 

脱換の時期は切歯が約1.5〜3.5歳、前臼歯が1.5〜3歳です。

 

 

そもそも馬の切歯は咬む面がエナメル質ではなく、エナメルヒダで

内側にセメント質、外側にゾウゲ質が露出し黒い色の黒窩があり

この形から年齢を推測したりします。(すり減り具合から)

 

ちなみにこの黒窩。歯の窪みにつまった食べかすが変敗し、セメント質が黒くなるのでこの名前になったそうです。

 

 

臼歯ではエナメル稜が複雑に出ている月状歯になってます。(割とボコボコ。草をすり潰さないといけないですもんね)

 

 

そんなかんじで、ある年齢になると永久歯がにょきにょき生えてくるのですが

歯肉と引っ付いてしまったり

歯がグラグラしたままで、上手く脱換出来ないと

食欲が落ちることもあります。

 

 

そういう時は治療をしてあげます。

 

抜歯鉗子を使って

 

治療中の写真はありませんが、とれた脱換歯はこんな感じ。

 

 

裏側

 

 

 

ヒトもそうですが、歯がグラグラしていると

気持ち悪くてご飯とか食べづらいですよね。

 

 

これでご飯をモリモリ食べてくれるといいな

 

 

この治療したウマはのちほど、食いも戻り

調教中でもハミ受けがよくなったそうです。

 

 

よかった

 

 

 

 

 

//////////////////////////////////////////

 

 

ていうことで、モリモリお肉を食べました。(私が)

 

割面を撮り忘れてしまったのが残念でしたが…

肉汁じゅわ〜と、美味しかったですよ

 

//////////////////////////////////////////

 

 

I

インフルエンザ

Posted on Posted in b. 診療について, LATEST NEWS (Blog), 休養牧場 ライジング

そろそろインフルエンザの流行りだす季節ですね。

 

 

馬にも「馬インフルエンザ」という病気があります。

 

これはその名の通り馬にしか感染しない疾病で、「届出伝染病」に指定されています。

 

そのためこれを発見した獣医師は、都道府県知事に届け出なければいけません。

 

 

症状としては、高熱や発咳、鼻汁などの呼吸器症状などが現れますが、対症療法・安静にする、などの処置で、2-3週間で回復するとされています。

 

ただし感染力が非常に強いため、注意が必要です。

 

また、感染すると患畜の移動ができなくなることや、蔓延するとレースが中止されることもあり、影響の大きい疾病です。

 

 

 

日本では、1971~1972年に流行。その後長らく発生しませんでしたが、2007~2008年に美浦・栗東トレセン、各地の競馬場で発生が認められました。

 

2007年8月には、二日間に渡り、中央競馬で開催予定だった全てのレースが中止になりました。

 

 

2007、2008年以降、わが国では発生していませんが、アメリカやカナダ、ヨーロッパでは未だ発生しています。

 

 

 

 

 

 

馬インフルエンザのワクチンは1年に2回、5月と11月に行うことが多く、このワクチンプログラムはJRAから推奨されており、助成金も支給されます。

 

 

ワクチンが有効とされる期間も決められており、前回接種してからあまり長く開いてしまうと、効果が消失したとされ、出走が認められなくなります。

 

普段の診療にワクチン接種も加わるため、獣医師にとっては少し忙しい時期です。

 

 

 

 

 

人間もワクチンを打って備えなければいけないのですが、病院によってはワクチンがもう品切れのところもあるようですね。

 

 

早めに行かなければ…

 

 

 

もちろんメイちゃんもワクチンを打ちます。

 

 

 

「びょうきじゃないのにちゅうしゃされた!!」

 

 

ちゃんと我慢しました。えらい。

 

 

 

 

N

 

 

 

メイちゃんの整歯

Posted on Posted in b. 診療について, LATEST NEWS (Blog), 休養牧場 ライジング


以前の記事で、整歯の紹介があったかと思いますが

ライジングのマスコットであるこの方も、例外ではありません。

メイちゃんです。


彼女は2歳ですが、聞くと以前に整歯をしたのがいつか分からない、とのこと。

歯を触ってみると、なかなか立派に伸びてしまっていました。

ならば削ろうと思ったはいいものの、彼女は口が小さいため、開口器が使えません。

頑張って片手で口を開かせつつ、もう片方の手で削ります…

まずは、鎮静をかけずにやってみることに。

顔がすごい。


前に出てこようとするメイちゃんと、体を張る牧場スタッフ。

何とか状態をキープし、削ります。

かと思いきやこの後、獣医と牧場スタッフをものともせず突進。

逃走を図りました。

マスコットとはいえその体重は100kgオーバー。

普通に危ないので鎮静をかけて再トライ。





…が、あまり変わらず。

眠そうにはするものの、削り出すと防衛本能が働くのか、再度突き進んできます。

 




顔もすごい。



ご飯食べやすくなるから、我慢してー



何とかかんとか我慢してもらって、とりあえずいいかな、というところで今日はおしまい。

お帰りいただきました。



こまめな手入れの大切さを学んだ日でした。



「ひどいめにあわされた」

ごめんごめん。




 



N



芦毛

Posted on Posted in LATEST NEWS (Blog), 休養牧場 ライジング

 

栗東のライジングリハビリテーションでの一コマ。

 

IMG_0619

 

馬の洗い場にたまたま芦毛が2頭並びました。

競走馬の毛色の中で芦毛は約7%を占めるそうです。

 

日本では「芦毛は気性に難があるので扱いに注意」という話を聞きますが、

私が一緒に仕事をしたことのあるアメリカ人やスコットランド人は

「自分の国では栗毛がそう言われている」と話していました。

 

毛色、性格ともに遺伝の要素があるので

あながち迷信とも言い切れないのでは、と個人的に思っています。

 

F