繋皹(けいくん)

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この時期にみられる繋皹(けいくん)のお話をします。

 

繋皹は冬の時期に多くみられ、別名が多くあります。

沼地熱、グリースヒール、朝露中毒、疣贅性蹄皮炎etc…

 

カラーアトラス馬の蹄より

 

繋皹はつなぎの掌側面(ヒトでいう手のひら側)にできる滲出性の皮膚感染症です。

感染を起こすと、発赤や痂皮を形成し

細菌感染が主な原因でStaphylococcus.auresuDermatophilus congolensisが多いとされています。

(他の場合もあります)

 

新馬の医学書より

 

なぜつなぎに出来やすいのか…

地面に近く、泥や排泄物が付きやすい(汚れる)

湿った環境下でなりやすい(細菌が好む環境)

地面に近いので、植物の切り傷等をつくりやすく(傷から感染していく)

被毛が多いから(汚れやすい)

という感じです。

 

ただし、被毛が多いからといって

被毛をカットしてしまうとそれはそれで皮膚病が出来てしまうこともあるので

注意しなければなりません。

 

前肢より後肢が好発し、皮膚が白い所にできやすいと言われています。

 

こんな感じ(この馬は健康な皮膚です)

 

細菌が白い部分に引き寄せられるのですかね。

でも、白くない部分にもできるということは…

 

治療法としては

馬房内の環境を清潔にし、乾燥した状態を保つこと。

ただ皮膚が乾燥しすぎて、ひび割れができてしまうこともあるので

適度な環境を保つこと。

 

スクラブで洗浄し、乾燥させ、清潔度を維持します。

また洗浄する際には冷たすぎず、熱すぎない程度のぬるま湯で洗ってあげます。

 

場合によっては薬を塗りながら、治療を行っていきます。

 

 

予防法は

馬房内の環境を清潔にし

適度な温度の水で洗浄を行います。

 

ただ洗いすぎはヒトもそうですが、あかぎれなど出てきますので

何事も適度に…ということです。

「繋皹」は「つなぎ」の「あかぎれ」というものですので…

 

 

 

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牧場さんのねこちゃん。

犬みたいにいつもスリスリしてくれます。

 

可愛すぎる…

 

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