管骨骨膜炎(ソエ)

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新年明けましておめでとうございます。

本年も、カワタエクワインプラクティスをよろしくお願いいたします。

 

 

今回は、“ソエ”と呼ばれる疾患についてです。

ソエとは、管骨骨膜炎(第三中手骨炎)のことを指します。

 

 

 

骨が完全に骨化していない状態にある成長期の若馬に対し、

レースに向けて調教を強めていくと、

前肢の管骨背側に過剰なストレスがかかっていき

骨膜が炎症を起こすことにより発生すると考えられている疾病です。

 

加齢に伴い、骨の成長が止まると発生もなくなっていきます。

 

 

症状として、

管骨(第三中手骨)中央背側の軽度の腫脹、熱感がみられます。

また、患部の軽い圧迫のみで強い疼痛を示すことが特徴的な症状として挙げられます。

 

疼痛が著しい場合、再発を繰り返す場合は、

皿状骨折や亀裂骨折の可能性も示唆されます。

 

 

 

 

診断法として、

レントゲン検査が有用とされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように、

管骨(第三中手骨)背側に、膨隆(白矢印)がみられます。

また、骨内腔に向かっても透過性の低下した像(青矢印)がみられます。

これらの所見から、骨増生や炎症の発生が示唆されます。

 

 

 

治療法として、

十分な休養を行い、

患部の冷却をし炎症を鎮めた後の抗炎症剤投与などが挙げられます。

ショックウェーブ を用いた治療は鎮痛効果、骨化の促進 等の効果があり、

予防としても有効であると考えられています。

 

 

 

治癒するためには、

休養をすることが最も重要とされていますが、

速く走るためには、強い調教をしなくてはなりません。

そのため、

歩様検査や、触診を頻繁に行い

早期に処置をすることで重症化を防ぐことが大切だと考えられます。

 

 

 

 

さて、

最近のメイちゃんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正月太り気味でしょうか。

まるで、海苔を巻かれたお餅のようですね。

 

 

 

 

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