眼の検査

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先日、研修に行ってきました。

「第21回獣医師生涯研修」というもので、栃木県の那須塩原市にある、地方競馬教養センターで毎年行われています。
 

こんな感じで、2週間毎日違う研修を受けることができます。
 

 
 
 
 
何時間受けても受講料は一律。宿泊可、申し込めば3食付いてきます。
 
生馬や屠体を使って実際に練習することができる、とても貴重な機会です。

 
 
 
 

その研修で学んだ眼瞼の神経ブロックを使って、馬の眼の内部を観察してみました。
 
 
これは眼や瞼の治療のときに使う神経ブロックです。
 
 
瞬きを抑えられるため、眼球のエコー検査をするときにも使います。
 
 
エコー検査では、網膜剥離や虹彩癒着、白内障などの診断ができます。
 
 
 
今回ブロックするのは3箇所。
 
 

耳介眼瞼神経ブロック、

 

眼窩上神経ブロック、

 

眼瞼下神経ブロック

 

の3つです。
 
 
触診して場所を確かめた後、それぞれの神経の辺りに針を刺し、浸潤させます。

 

瞼に対する反応が無くなったのを確認した後、エコーで眼球の状態を確認しました。
 
プローブは眼瞼に当てます。

 
 
水晶体に、ぽつぽつと高エコー領域が確認できます(特に縦断面)。
 
これはおそらく、軽度の白内障だと考えられます。この馬はもう17歳なので、年齢によるものでしょうか。
 
外観上では特に白濁も見られず。視力にも、そこまで影響は無さそうです。
 
 
 
 
 
人間ならば、じっとして!痛くても我慢して!と言えば静かにしていてくれますが、馬ではそうはいきません。
 
 
 
正しい診断・治療をするには、こういったテクニックも大事なのだということを学びました。
 
 
 
 
  
 
 
 


 
 
あれ?いない?
 
 

 
 
最近はこっちがお気に入り。
 
あったかいしいつでも作業を邪魔できる。いいことずくめです。
 
 
 
 
 
 
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