日々の診療風景

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前回の更新から すっかりご無沙汰してしまいました。

 

カワタでは、学生さんたちが入れ替わり研修に来たり、、、

おかげさまで セリ関連業務について たくさんのご依頼をいただいたり、、、

 

そんな暑い夏も終わり、最近はだいぶ涼しくなってきました。

秋

 

今日は 最近の小林での診療風景を交えながら、

「馬の獣医さん」の仕事を 少しご紹介したいと思います。

 

アスリートである馬の診療では、

筋肉・腱・靭帯・骨・関節など いわゆる運動器の問題に遭遇することが、

非常に多いです。

 

そして肢などに痛い部分があると 歩様が悪くなるのですが、

人間のように「ここが痛い」と言えないので、

体を触ったり、歩様を見ることで、人間が判断しなければなりません。

 

こちらは、歩様チェックの様子。

歩様チェック

 

普通に歩かせて/走らせて 歩様を見るのはもちろん、

問題がある部分を一定時間曲げて 歩様をみる “屈曲試験”を行ったり、

屈曲試験

 

痛い部分を支配する神経を 麻酔薬を使ってブロックして 歩様をみる

診断麻酔を行うこともあります。

診断麻酔

 

視診や触診で異常があると疑われる場合は、

さらに超音波検査やX線検査を行う場合もあります。

 

例えば、こちらは「以前からずっと蹄が悪くて歩様が悪い」
という相談を受けた馬の蹄です。

蹄葉炎1

検査の結果

ローテーション型の蹄葉炎と、

蹄葉炎2

蹄骨の骨折 が見つかりました。

蹄葉炎3

 

 

これは、屈腱炎で休養後 調教を行っていましたが、

残念ながら 再発してしまったケース。

超音波検査

屈腱炎や繋靭帯炎など再発しやすい疾患では 特に、

定期的にモニタリング検査を行って 状態を確認していくことが重要です。

 

 

また馬の場合、吸入麻酔などが必要な手術に関しては

設備の整った非常に限られた施設でしか行えませんが、

簡単な処置であれば 現場で行うことが多いです。

 

こちらは去勢の様子。

去勢1

去勢2

 

カワタでは、枠場内で立位、鎮静&鎮痛薬 を用いて行います。

(参考:去勢の影響については、こちらの過去記事をご覧ください。)

 

 

そして 最後に欠かせないのが、、、

車の運転。

 

往診を行うには必要不可欠。

日々 安全運転を心がけています。

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