投薬後の蕁麻疹

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関東では、連日暑い日が続いており、

競馬場では向日葵が咲き始めています。

 

今回はそんな往診先で遭遇した、ある症例についてです。

先日、鎮静剤(デトミジン 6mg)を静脈から投与した直後にこのような症状が見られました。

臀部に多数の丘疹がみられます。

 

 

これらは、鎮静剤投与直後に発生したことから、

薬の投与によるアレルギー性の蕁麻疹であると考えられます。

 

今回はデトミジン投与後の反応でしたが、

勿論、多くの薬品に、

アレルゲン(アレルギーを引き起こす元)となる可能性があり、

アレルゲンが生体に入ることで過剰な免疫反応が起こります。

 

それに伴い炎症物質(ヒスタミン、ロイコトリエン 等)が放出され、

全身、あるいは局所を障害(アレルギー反応)するのです。

 

 

皮膚の蕁麻疹などの、急性の症状が見られた場合の対処法として、

まず、強い炎症反応を抑制するため、

・副腎皮質ホルモン剤の投与

(例)デキサメタゾン、プレドニゾロン 等、

 

次いで、

・抗ヒスタミン剤の投与

(例)ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミン 等、

抗ヒスタミン薬に関しては、馬の蕁麻疹における第一選択薬となっています。

 

これらの投薬が推奨されています。

 

今回、私の遭遇した症例は、

抗ヒスタミン薬の経口投与を数日間続けて蕁麻疹はほとんど消失しました。

 

アレルギー反応の症状は多岐にわたり、

軽度の蕁麻疹から、全身性のアナフィラキシーショックのような重度の症状を引き起こすこともあります。

 

予想することが難しく、突発的に出くわすことが多いアレルギー反応。

症状や対処法について知っておくことが、いざという時の備えになります。

一つ一つの症例を大切に、日々勉強に勤しんでいこうと思います。

 

 

 

さて、

勉強も大事ですが休憩も大事ですよね。

 

 

 

先日、鋸山の麓まで行ってまいりました。

 

夜のフェリーからの写真です。

涼しい風が心地よかったです。

 

 

 

 

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