厩務員試験

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一般的に厩務員といえば、馬の世話をする人のことですが、
 
この業界で「厩務員」といえば、「JRAトレーニングセンターで、厩舎に配属されて馬の世話・騎乗をする人」を指すことが多いです。
 
 
 
トレセンで働く厩務員は、なろうと思えば誰でもなれるわけではなく、
 
千葉県にある競馬学校に入学し、厩務員課程を経なければなりません。
 
 
 
競馬学校に入学するためには、試験に合格する必要があります。
 
厩務員課程試験は年二回、春と秋に行われます。
 
 
試験は一次試験と二次試験からなり、一次試験は身体検査(体重測定含む)、一般教養や競馬に関する知識を問われます。
 
二次試験は、「騎乗適性試験」を行います。実際に騎乗して、その技術を見られます。
 
騎乗適性試験を行い、合格した者には、最後に本人面接が行われるようです。
 
 
 
JRAのサイトによると、応募資格は
 
(1)中学校卒業以上の学歴を有する者、またはこれと同等以上の学力を有すると認められる者
(2)競走馬・育成馬・乗馬の騎乗経験が1年以上であって、単独騎乗による3種の歩法(常歩、速歩、駈歩)ができる者
 
とされています。
 
話を聞いていると、二次試験が特に難しいようです。最終的な合格者は、約15名となるそうです。
 
 

 
 
 
昔は騎手課程と同様に、厩務員課程にも体重制限(60kg以下)があったようですが、現在は制限は撤廃されているとのこと。
 
ただし厩務員課程生は「概ね60kg以下を維持することを推奨」されており、週一回体重測定もあるそうなので、
 
あからさまに言うわけではないけれど、きっちり管理しなさいね、という暗黙の了解なのだろうなあと思います。
 
 
 
厩務員課程は半年間ですが、朝は5時半起床、騎乗練習も座学も行われます。
 
厩務員となると、レース前の馬を預かる重要な立場ですから、しっかり学ばなければいけないことがたくさんあるのでしょうね。
 
 
 
 
また、以前は年齢制限(満28歳以下)がありましたが、これも撤廃されたようです。
 
このことにより、間口も広がったのだと思いますが、
 
育成牧場にとっては、ベテランのスタッフが厩務員を志望し、退職してしまう事態もあるために、人手が減ってしまうというデメリットもあるそう。
 
 
今、どこの牧場も人員が不足しているため、そうなってしまうと大きな痛手なのだと思います。
 
 
 
また、昨年は新型コロナウイルスの影響で、試験日程にも変更がありました。
 
およそ一ヶ月遅れの実施となったようですが、受験生にとっては、気持ちの上でもこの一ヶ月は大きかったのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
そんなトラブルもありましたが、
 
この度、ライジングのスタッフが一名、厩務員課程試験に合格しました!
 
 
 
どうなることか、とスタッフ一同見守っていましたが、念願叶ってよかったと喜んでいます。
 
 
 
約四年前にも一人合格しており、そのときには合格祝い兼送別会をやったようですが、
 
 
会食は自粛ムードの昨今、ちょっと厳しいでしょうか。残念です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
陽だまりでのびのびとするメッシ。
 
 
 
 
 
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