レポジトリー検査 〜内視鏡検査〜

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競走馬のセリが行われている真っ只中、

現在、北海道研修をしています。

 

 

主にレポジトリー検査のサポートを行っています。

 

レポジトリー検査では

四肢レントゲン像 や 咽喉頭部内視鏡像 をとります。

 

四肢レントゲン像は

前肢の腕節、球節、及び後肢の飛節、球節を撮影します

(後膝を撮ることもあります)。

 

 

内視鏡検査では鼻腔から内視鏡を挿入し、

披裂軟骨の動きや外転、左右の対称性などを確認します。

 

 

大きくはⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳのグレードに分けられ、

グレードの数字が上がるほど、症状が良くないことを表します。

 

 

また、DDSP(軟口蓋背方変位)などの咽喉頭部の異常も知ることが出来ます。

(馬の医学書,2016,日本中央競馬会競走馬総合研究所,p278)

 

 

しかし、内視鏡検査時に馬が頚を頭側に伸ばすことで、

物理的にDDSPになってしまうこともあり、注意が必要です。

 

 

鎮静剤使用下における内視鏡検査では 喉頭片麻痺グレードが変化することもある

(http://blog.jra.jp/shiryoushitsu/2019/03/post-cc77.html)という報告もあり、

 

 

気性の荒い馬に対してのレポジトリー検査は

注意深く慎重に行わなければなりません。

 

 

セリで売買される競走馬を公正に評価するためにも

レポジトリー検査は重要であり、

今後もより慎重かつ丁寧に実施していかなければなりません。

 

 

 

最後に初めてのセレクトセールの会場の写真を1枚。

 

K